セールスフォース、トヨタ関連企業やネットイヤーへ投資…日本市場に注力

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米セールスフォース・ドットコムとトヨタ自動車の共同会見はUstreamで生中継された 米セールスフォース・ドットコムとトヨタ自動車の共同会見はUstreamで生中継された
  • 米セールスフォース・ドットコムとトヨタ自動車の共同会見はUstreamで生中継された 米セールスフォース・ドットコムとトヨタ自動車の共同会見はUstreamで生中継された
  • マーク・ベニオフCEO(Ustreamの中継画面より) マーク・ベニオフCEO(Ustreamの中継画面より)
  • 「セールスフォース・ドットコム」サイト(画像) 「セールスフォース・ドットコム」サイト(画像)

 米セールスフォース・ドットコムは24日、日本への新たな投資を発表した。昨日発表されたトヨタ関連企業、ネットイヤーグループなどへの投資を行う。

 具体的には、東京データセンターの稼働開始、Rubyの生みの親である松本行弘氏とのコラボレーションに基づくRubyプログラミング言語のさらなる開発促進、クラウドプラットフォーム開発企業であるトヨタメディアサービスへの投資、そして、ネットイヤーグループへの投資などとなっている。東京データセンターは、NTTコミュニケーションズ施設で2011年11月に稼働開始の予定。ファーストリテイリング、損害保険ジャパン、日本郵便などの日本の顧客ベースのサポートを目的としているという。

 セールスフォース・ドットコムはこれらの投資を通じ、日本におけるCloud 2を推進するとともに、国内開発のクラウドコンピューティング・サービスの普及を促進するのが狙いとなる。セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフ氏は「セールスフォース・ドットコムの日本に対する取組み、また世界的なCloud 2経済の発展に対する姿勢はこれまでと変わりません。弊社は一連の投資を通して日本のイノベーターへの刺激と動機付けを行い、ソーシャル性、モバイル性、オープン性を兼ね備えたクラウドコンピューティングによって日本の変革を後押ししたいと考えています」とのコメントを寄せている。

セールスフォース、日本市場にさらなる注力……東京データセンター11月稼働、ネットイヤーへ投資など

《冨岡晶@RBB TODAY》

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