ヒュンダイは16日、米国アラバマ州のエンジン工場に、1億7300万ドル(約140億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、新世代小型車用エンジン生産に備えた工場の設備拡張が目的。同工場では現在、「ラムダ」と呼ばれる直列4気筒ガソリンエンジンを生産中。工場拡張後は2012年3月から「NU」と呼ばれる新世代エンジンを生産する。
このNUエンジンは、小型セダンの『エラントラ』に搭載される予定。同車の今年1〜4月米国販売は、前年同期比89%増の6万3303台と、ガソリン価格高騰もあって大幅に伸びている。
同工場では、拡張に合わせて214名を新規雇用。ヒュンダイ傘下のキア向けエンジンも増産する計画だ。