インターナショナルエンジンオブザイヤー2011…フィアットのツインエアに栄冠

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英国のUKIPメディア&イベント社は18日、「インターナショナルエンジンオブザイヤー2011」を発表した。フィアットグループの2気筒エンジン、「ツインエア」が、栄冠を手にしている。

この賞は車の心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、2011年が13回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界36か国76名のジャーナリストが投票を行い、最高のパワーユニットを決定した。

インターナショナルエンジンオブザイヤー2011の結果は以下の通り。

1:フィアットの875cc 2気筒ターボ「ツインエア」(372点)…フィアット500
2:VWの1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」(346点)…ゴルフなど
3:フェラーリの4.5リットルV8(278点)…458イタリア
4:BMWの3.0リットル直6ツインターボ(275点)…5シリーズなど
5:アウディの2.5リットル直5ターボ(192点)…TT RSとRS3
6:BMWの4.0リットルV8(159点)…M3
7:BMWの2.0リットル直4ツインターボディーゼル(127点)…X1など
8:BMWの1.6リットル直4ターボ(126点)…MINIクーパーSなど

フィアットが『500』用に新開発した2気筒エンジン、ツインエアが、初のインターナショナルエンジンオブザイヤーを受賞。2年連続で同賞を制したVWのツインチャージャーに、26ポイントの差をつけた。

受賞の理由について審査員のひとりは、「2気筒エンジンにマルチエアを組み込むなど、意欲的なエンジン。2気筒の課題のNVHに関しても、4気筒エンジン並みに良好」と、高く評価している。

ベスト8では、1位と3位を除いた6エンジンがドイツメーカー製。中でも、BMWが4ユニットと最多を占めた。これら4ユニットは前回もベスト8にランクインしており、同賞の常連だ。

《森脇稔》

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