日野自動車は、トラックの国内生産について7月ごろに生産が正常化する見通しを発表した。
大・中型トラックの生産は、震災後に停止していたが3月25日から短縮操業で稼働しており、現在は通常の70~80%の稼働率になっている。5月末から6月上旬にかけて順次、生産量を拡大、7月には生産が正常化する見込み。
4月1日から短縮操業で生産している小型トラックは現在、当初の生産計画に対して75%の稼働となっているが、5月末から6月はじめに生産に正常化に向けて生産量を拡大、7月ごろに正常化する見込み。
さらに、トヨタ自動車からの受託車は4月18日から稼働を再開しているが、現在は当初計画に対して50%の稼働となっている。今後は、トヨタから出されている生産正常化見通しの範囲内で推移する見込み。