東京海上ホールディングスは6日、東日本大震災およびニュージーランド地震に伴う保険金支払いの計上で2011年3月期の連結純利益が従来予想の1150億円から710億円になったもようと発表した。
東日本大震災による発生保険金(個人向け地震保険および再保険で回収が見込まれる分を除く)はグループ全体で約900億円を見込む。また2月に発生したニュージーランド地震により海外連結子会社でも発生保険金が見込まれるという。
主要子会社の東京海上日動火災保険の2011年3月期の純利益は従来予想の1090億円から1000億円になったとしている。これにより損害保険の3大グループが揃って前期の最終損益を下方修正したことになる。