ダイハツ通期決算…海外好調で経常利益2.5倍

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ダイハツ工業が発表した2011年3月期の連結決算は、経常利益が前年同期比155.9%増の1122億円と2期連続増益となった。

売上高は同1.0%減の1兆5594億円と3期連続で減収だった。国内売上げ台数は同7.3%減の52万6517台だった。

海外はインドネシアで生産する小型車『セニア』や小型商用車『グランマックス』の販売が好調だったほか、マレーシアの販売も好調だった。海外売上げ台数は同21.8%増の36万6109台となった。

トヨタの受託生産車とOEM車台数は、同4.1%減の38万9083台だった。国内は減少したものの、海外ではインドネシアのトヨタグループ向けが伸びた。

収益では、売上げ増や海外でのモデルミックスの改善、原価低減、諸経費の削減などで営業利益は同153.9%増の1034億円だった。最終利益は同148.3%増の525億円となった。

今期の業績見通しは、東日本大震災の影響で見通しを立てることが困難なため、公表を見送った。

《レスポンス編集部》

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