駐車場内で追突、クルマを放置して逃走

自動車 社会 社会

23日午前11時50分ごろ、埼玉県川越市内の公共駐車場で、場内の走路を走行していた乗用車が、前走していた別の乗用車に追突する事故が起きた。被追突側の2人が負傷したが、追突車の運転者はクルマを放置して逃走。警察は後に75歳の男を逮捕している。

埼玉県警・川越署によると、現場は川越市脇田町付近にある公共駐車場の場内。場内の走路を走行していた乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突したとみられる。

双方の車両は小破。被追突側のクルマに乗っていた2人が頚部打撲などの軽傷を負ったが、追突側のクルマを運転していた高齢の男は、その場にクルマを放置して逃走した。

警察では放置されたクルマを元に捜査を開始。鶴ヶ島市内に在住する75歳の男が容疑に関与したものとみて任意で事情を聞いていたが、事故と逃走の事実を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で25日に逮捕している。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。男は7年前に飲酒運転を原因とする事故を起こし、免許取消処分となっていた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース