横断の女児がはねられ死亡、運転者は「渡らない」と判断

自動車 社会 社会

14日午後6時10分ごろ、長野県小谷村内の国道148号で、徒歩で横断歩道を渡っていた7歳の女児に対し、進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女児は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた56才の男を現行犯逮捕している。

長野県警・大町署によると、現場は小谷村千国乙付近で片側1車線の直線区間。信号機は設置されていない。7歳女児は横断歩道を渡り始めた直後、右方向から進行してきた軽乗用車にはねられた。

女児は近くの病院に収容されたが、胸部強打に伴う出血性ショックが原因で約2時間後に死亡。警察はクルマを運転していた大町市内に在住する56歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

死亡した女児は先行する姉に続いて横断を開始していた。調べに対して男は「女児には気づいていたが、まだ横断しないと思った」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース