経産省の食堂で被災地産の食材メニュー

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経産省の食堂で被災地支援メニュー
  • 経産省の食堂で被災地支援メニュー
  • 支援メニューの売上は義援金として寄付

経済産業省の職員食堂で、被災地支援メニューが売れている。福島県産をはじめとした東日本大震災の被災地の食材を使ったメニューを出すのは地下1階にある「お食事処若松」だ。

同店を運営する「ジェイエフエス」の後藤若松社長は、ホテル出身のシェフ。茨城県産の白菜と福島県産の豚肉を使った「白菜と豚肉のキムチ炒め」(500円)を提供する。

「被災地メニューをわざわざ作るのではなく、週替わりのメニューに被災地の食材を使うことにした」(後藤社長)

11日から販売を開始し、廊下のショーウインドには、このメニューの毎日の売上が累積金額とともに掲示されている。この売上は従業員からの募金を合わせ義援金として寄付する。

来週は、福島県産の鶏肉を使った唐揚げ(500円)にメニューが変わる。「ホテルニュージャパンのトロピカルレストランのレシピを使ったポリネシアン風のタレを使った特別な唐揚げです」と、後藤社長は味にも自信をのぞかせる。

支援メニューは経産省ほか、原子力安全・保安院や資源エネルギー庁の職員にも積極的に選ばれているという。

《中島みなみ》

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