コスモ石油は4月7日、小名浜油槽所から出荷する油種の限定が解除され、全油種の出荷を開始したと発表した。
同社が東北地方向けのサービスステーションの出荷拠点として利用していた東西オイルターミナルの小名浜油槽所は、油種を限定して出荷していたが、全油種の出荷が解禁された。
震災後、同社の太平洋側にある油槽所で全油種の出荷が可能になったのは小名浜油槽所が初めて。東北地方のSS向けにガソリン、軽油、灯油の供給体制を強化する。
東西オイルの八戸油槽所、塩釜油槽所は出荷を再開しているものの、依然として油種は限定されている。