トリプルチャンピオンのニキ・ラウダは今シーズンから導入されるDRS=可変リヤウイングについて「馬鹿げたアイデアだ」と酷評している。
「リヤウイングをコントロールすることほど馬鹿げた行為はない。オーバーテイクを予測できるものにしたいというのだから、基本的に間違った方法だと思う」
「オーストラリアGPでも効果は見られなかったし、正しい方法ではないよ。オーバーテイクはドライバー自身が決める事であって、FIAによってタイミングを指定されるなんて絶対におかしい」とラウダ。
DRS(ドラッグ・リダクション・システム)は前を行くマシンとの差が1秒以内になったときに緑色のライトが点灯し、後続ドライバーは使用が可能となる。