ヒュンダイモーターアメリカは1日、3月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、2009年8月の記録を塗り替える過去最高の6万1873台。前年同月比は31.6%増と、7か月連続で前年実績をクリアした。
乗用車系では、新型を10年2月に発売した『ソナタ』が、前年同月比20.9%増の2万2894台をセールス。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、24.2%増の2664台と好調だ。
また、モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』は前年同月比134.1%増の1万9255台の大幅増。新型フラッグシップサルーンの『エクウス』は241台と、2台の新型車が良好な立ち上がりを見せる。
SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年同月比46.2%増の4508台を販売。一方、『サンタフェ』は40.3%減の5701台と、4か月連続のマイナスだ。
ヒュンダイモーターアメリカの今年1‐3月新車販売は、前年同期比27.9%増の14万2620台と過去最高を更新。同社のデイブ・ズコフスキー副社長は、「3月の販売結果は、信じられないほど力強いもの。燃費のいい新型エラントラを中心に、今春の販売には期待できる」と語っている。