ヤマハ、四輪車向けダンパーを TMAX に設定

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ヤマハ発動機は、車両用車体制振ダンパー『パフォーマンスダンパー』を、二輪車用と開発し、欧州市場に投入している『TMAX』のオプション装着品として4月20日から発売する。

四輪車用の車両用車体制振ダンパーを、量産二輪車用に搭載するのは世界で初めて。

パフォーマンスダンパーは、2004年4月に量産自動車用として初めて採用されて以来、コーナリングパフォーマンスや快適性の向上に貢献する商品として実用化されてきた。

これをベースに開発した二輪車用車体制振ダンパーは「ヤマハパワービーム」の名称で、欧州市場を中心にオートマチック・スーパースポーツとして人気のTMAX専用に販売する。

二輪車のフレームは走行に伴ってわずかに変形する。弾性体である金属製のフレームは変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返す。ヤマハパワービームは、フレームの一か所への減衰付加で、この変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散させる。これによってフレームの過大な変形速度が抑制され、快適性の向上や安定感が増す。

同社では年間600個の販売を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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