トラック業界がまとめた2月の普通トラックの販売台数は、前年同月比27.4%増の3847台となり、3か月連続でプラスとなった。
ポスト新長期規制に適合するなどの環境に対応したトラックへの代替えに支給される補助金制度の効果で、販売は好調に推移している。
大型トラックは同31.2%増の2378台、中型トラックが同21.7%増の1469台と、ともに高い伸び率となった。
ブランド別では、日野が同39.4%増の1511台と大幅増となり、シェアトップとなった。2010年暦年の普通トラック販売でいすゞにシェアトップの座を譲った日野は2010年度実績でのシェアトップを狙っており、販売攻勢に打って出ている。いすゞは同2.4%増の1099台だった。
3位は三菱ふそうで同52.9%増の659台、4位のUDトラックスが同33.8%増の578台だった。