日産自動車が発表した1月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比21.9%増の37万5178台となり大幅プラス、1月として過去最高だった。
国内生産は国内向けが低迷したため、同5.9%減の8万1851台でマイナスとなった。
海外生産は同32.8%増の29万3327台と高い伸び率となり、単月最高を記録。日産にとって最大の市場となった中国では『サニー』などが好調だった結果、同34.4%増の10万7452台となった。投入全車種が増加したメキシコでは同35.2%増、『ジューク』が純増となった英国が同12.7%増、『プリマスター』や『NV200』の販売増でスペインが同103.6%増と大幅に増加した。
国内販売は同16.7%減の4万0913台と低迷した。エコカー補助金終了による反動減が影響した。ただ、軽自動車は同7.9%増と前年を上回った。
輸出は同34.2%増の4万7954台と、好調だった。北米向け、欧州向けとも前年の1.7倍の伸びとなった。北米向けはジュークや『ローグ』が好調だった。