レクサスが、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーでワールドプレミアする『LFA』のスパルタン仕様、「ニュルブルクリンクパッケージ」。同車の新しいオフィシャル写真が23日、公表された。
同車は、『LFA』にサーキット寄りのセッティングを施したのが特徴。外観は、リアの大型ウイングが目を引く。フロントバンパーも、大型スポイラーとカナード(サイドフィン型スポイラー)を備えた専用デザイン。どちらも、素材には軽量なCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を使う。
4.8リットルV型10気筒エンジンは、最大出力が10psアップし、570psを発生。6速2ペダルMTのASGは、メカニズムのファインチューンで、ギアチェンジの時間を0.2秒から0.15秒へ短縮した。サスペンション、ハイグリップタイヤ、メッシュタイプのアルミホイールも専用だ。
LFAニュルブルクリンクパッケージは、LFAの全生産台数の500台の10%に当たる50台を発売。今回公表された写真からは、フルバケットシートやカーボンファイバー製パーツなど、迫力を増したディティールが確認できる。