車載高級オーディオを手がけるソニックデザインは、カースピーカーの入門シリーズ「カジュアルライン」の77mmセパレート2ウェイ・スピーカーシステム新製品3機種を2月25日より発売する。
今回発売するのはトヨタ車専用ハイグレードモデル「TBM-2577T」、トヨタ車専用スタンダードモデル「TBE-1877T」そして汎用標準タイプ「TBE-1877Ai」。取扱いは全国のソニックデザイン製品取扱認定店のほか、TBM-2577TおよびTBE-1877Tはトヨタ系列販売店の一部でも順次販売を開始する予定。
「TBM-2577T」「TBE-1877T」は、トヨタ『プリウス』(30型)、『アルファード』/『ヴェルファイア』(現行)の純正フロントスピーカーとの交換装着に対応したトヨタ車専用スピーカーシステム。
音質に特別にこだわって設計したハイグレードモデル(2577T)と高音質がより手軽に味わえるスタンダードモデル(1877T)の2機種を揃え、専用取付ブラケットと専用変換カプラー類を付属して純正スピーカーとの交換作業が簡単・確実に行える設計としている。
ナローギャップ・モーターシステム採用77mmウーファーユニットは、小口径ならではの音の切れ味とワイドレンジ再生を両立する独自のマイクロスピーカー・テクノロジーをウーファー部に採用。定評あるCMF(クロスマイクロファイバー)コーンや高精度アルミモノブロックフレーム、 駆動系の動作精度を向上させてボイスコイルギャップを狭めたナローギャップ・モーターシステムなどを採用し、高密度で伸びやかな音質を追求した。
トゥイーター部には、マイクロファイバー製振動板によってウーファーユニットと音色を統一したドームトゥイーターを採用しクセのない高域再生を実現。さらに「プレミアムライン」シリーズと同等の超精密鋳造アルミダイキャスト製バッフルと、特殊樹脂製バックチャンバーとを強固に結合した異種素材2ピース構造で不要共振を徹底的に抑制。カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア構造によってクリアな音を実現するとともに、車外への音漏れも抑制している。
希望小売価格は、トヨタ車専用ハイグレードモデルのTBM-2577Tが9万8000円、
トヨタ車専用スタンダードモデルのTBE-1877Tが5万6000円、汎用標準タイプのTBE-1877Aiが4万9800円(いずれも1対のスピーカーセット価格、付属品込み)。