ヤマト運輸、香港で宅配便事業を開始…日本同様のサービスで需要開拓へ

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香港の街を走るセールスドライバーと集配車
  • 香港の街を走るセールスドライバーと集配車
  • 台車で集配するセールスドライバーと宅急便の営業所
  • 日本と同様のサービスで需要開拓をめざす

ヤマトホールディングスは、子会社である香港ヤマト運輸が香港で宅急便事業を開始したことを明らかにした。2月18日に現地で開業記念式典を開催する。

拡大が続いてきた国内の宅配便事業は、需要の頭打ちも予想されるため、ヤマトグループとして宅配便事業の海外展開を強化する。特に経済成長が続くアジアを重視している。

香港の顧客ニーズに対応した高品質な物流サービスを展開する。年中無休(旧正月も営業)で22時までの時間帯を6つに区分して配達する「時間帯お届けサービス」や、香港初の小口冷蔵・冷凍宅配サービス「クール宅急便」、商品代金決済サービス「宅急便コレクト」を提供する。

香港ではこうした顧客ニーズに対応した輸送サービスは皆無で、差別化したサービスの提供で需要開拓を目指す。

また、香港から日本・台湾・シンガポール・上海などのアジアの主要都市へ安く簡単に配達する「国際宅急便」も提供する。

荷物の発送には、セールスドライバーによる集荷・営業所への持ち込みのほか、開業当初からコンビニエンスストアなどの取扱店も利用できる。

《レスポンス編集部》

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