メルセデスベンツ世界販売、中国は86.5%増…1月実績

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ダイムラーは3日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の1月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は8万2700台。前年同月比は23.0%増と、15か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが同23.4%増の8万2700台。スマートは6700台を販売し、同20.3%増と、4か月ぶりに前年実績をクリアした。

メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』が引き続き人気。同車は1月、前年同月比18%増の2万2700台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、同24.0%増の5300台と好調。大幅改良モデルの発売を控えた『Cクラス』も、23.0%増の2万2100台と健闘している。

1月の市場別販売は、西欧が同17.6%増の3万2400台。そのうち、地元ドイツは同19.5%増の1万1100台と回復傾向が続く。伸び率が顕著なのは、アジアパシフィックエリアで、同49.8%増の2万4800台を販売。中でも、香港を含む中国が、同86.5%増の1万5600台と1月の販売記録を更新。米国も同11.4%増の1万6400台と好調だ。

ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「2011年もいいスタートを切った。我々の今年の目標は、過去最高だった2007年の販売記録を塗り替えること」と語っている。

《森脇稔》

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