1月22日、長野県女神湖で氷上のドライビングスクールが開催され、参加者は通常路では体験できない車やタイヤの限界を知ることにより、雪道で慌てないためのハンドリングテクニックの習得を目指した。
「2011 ice GUARD TRIPLE PLUS & PROSPEC Winter Driving Park」と題したこのドライビングスクールは、モータージャーナリストの日下部保雄氏がプロデュースし、プロスペックが開催したもの。イベントが開催された1月22日は晴天に恵まれ30名が参加。参加者達は3つのグループに分かれて講義やレッスンが行われた。
講義では、日下部氏のほか、講師陣として元APRC=FIAアジア・パシフィック・ラリー選手権シリーズチャンピオンである片岡良宏氏、現役ワンメイクレーサー實方一世氏が担当。内容は、スタッドレスタイヤに関する講義が行われ世界の冬用タイヤやグリップの特性が説明された。
レッスンは、女神湖の氷上コースを使い滑りやすい路面での運転テクニックを磨くもので、実際の実技では、ブレーキング及びスラロームエリア、アクセルワークエリア、ハンドリングエリアに分かれ各自フリー走行が行われ、講師のアドバイスを貰っていた。
最後には、各エリアの総合コースとなるタイムアタックコースで、参加者全員でタイムアタックがおこなわれ、レッスンの成果を確認した。