クライスラーグループは1日、1月の米国新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は7万0118台。前年同月比は23%増で、10か月連続のプラスを達成した。
1月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比7%減の9705台、「ジープ」が47%増の2万3079台、「ダッジ」が22%増の2万4314台、「ラム」が18%増の1万3020台。クライスラーを除く3ブランドが、前年実績を上回る。
クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)が、前年同月比45%増の6552台と、2か月連続の前年実績超え。しかし、モデル末期の『300』(日本名:『300C』)は、20%減の1329台にとどまった。
ジープブランドでは、新型『グランドチェロキー』が前年同月比130%増の7612台と、引き続き人気。『ラングラー』は32%増の6444台、『パトリオット』は75%増の3452台を売り上げる。
ダッジブランドでは、『キャラバン』が前年同月比82%増の7813台と牽引。『チャレンジャー』も50%増の2526台と好調だ。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、22%増の1万2197台を販売している。
クライスラーグループのフレッド・ディアス米国販売担当社長兼CEOは、「我々は2011年、16の新型車を投入する。第1四半期でその成果は現れるだろう」と、自信を見せている。