武蔵精密工業が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比203.8%増の105億6900万円と前年同期の約3倍となった。
売上高は同25.7%増の969億4800万円と大幅な増収となった。ホンダの増産の効果で日本、北米、欧州で四輪車用部品の受注が好調だった。アジア、南米では二輪車用部品の販売が伸びた。
収益では、売上げ増加の効果で経常利益は同160.7%増の102億9500万円、当期純利益は同192.0%増の77億1900万円となった。
通期業績見通しは売上高は同18.7%増の1280億円、営業利益が同117.2%増の122億円、最終利益が同124.6%増の80億円となる見込み。