日本ミシュランタイヤは16日、国内のトラック・バス用市販タイヤのメーカー出荷価格を引き上げると発表した。
同社では、タイヤの原材料価格が依然として値上がり基調で、生産性の向上やコスト削減などの企業努力のみで対応することが困難になってきたため、コスト上昇分の一部を出荷価格に転嫁するとしている。
値上げは2011年3月1日からで、値上げ率は平均7%。
国内市販用のトラック・バスのタイヤはブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム、東洋ゴムの4社がすでに来年2~3月にかけての値上げを公表しており、ミシュランも追随する。