東プレは、タイに自動車用プレス部品の販売会社を設立したと発表した。
タイは、同社の主要顧客である日産自動車をはじめとする日系メーカーがアジアの輸出拠点として自動車生産を本格的に展開しており、“アジアのデトロイト”と呼ばれる。
こうした動きに合わせて東プレは、タイの現地部品メーカーとの協業で自動車メーカーに車体用プレス部品を供給する。今回、販売体制を強化するため、東プレが100%出資して自動車用プレス部品や金型を販売する子会社「トープレ(タイランド)」を設立した。資本金は3000万円で、来年6月から営業活動を開始する。
同社は来年稼動予定の中国の生産子会社「東普雷(佛山)汽車部件」を含め、アジア地区での事業の拡大と収益性の確保を図る。