神戸製鋼所は、中国・上海市に新設した高付加価値溶接材料、溶接システムのパーツを販売する「上海神鋼溶接器材」で開所式を実施した。
上海神鋼は、今年2月に設立し、4月から営業活動を開始していたが、今回、溶接ロボットのデモスペースが完成した。
中国ではエネルギー関連プロジェクトの溶接材料の需要が堅調に推移しており、今後も拡大する見通し。また、溶接システムでも中国での建設機械分野の旺盛な需要を背景に、好調な受注が続いており、上海神鋼は販売・サービス体制を強化して需要を取り込んでいく。
今後、溶接ロボットの実演などを活用しながら中国市場で溶接ソリューション営業を展開していく。