フォードモーターは3日、11月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は5万6829台で、前年同月比は35%増と、10月の33%増を上回る好調さだ。
フォードの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)がある。
長安フォードマツダの11月販売のうち、フォードブランドは前年同月比28%増の3万9819台。『フォーカス』が34%増の1万7010台を販売し、牽引役を果たした。
フォードブランドの今年1〜11月実績は、前年同期比31%増の36万1012台。『フィエスタ』は、前年同期比60%増を記録している。
江鈴汽車は11月、『トランジット』を中心に、前年同月比59%増の1万7010台をセールスした。
フォードの中国における1〜11月総販売台数は、前年同期比39%増の52万5100台。フォードは11月末、40の新ディーラーを開業したばかりだが、「年内にさらに66の販売店をオープンさせ、340のディーラーネットワークを構築する」と、攻めの姿勢をアピールしている。