【ロサンゼルスモーターショー10】BMW 6シリーズ 新型がサプライズデビュー

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BMW 650i コンバーチブル
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BMWは、17日に開幕したロサンゼルスモーターショーにおいて、新型『6シリーズ』の概要を明らかにした。実車は展示されなかったが、事前告知なしのサプライズデビューである。

新型6シリーズに関しては、2ドアクーペ&コンバーチブルに加えて、初の4ドアクーペも設定されることが決定済み。そのうち、今回概要が公表されたのは、コンバーチブル(日本名:カブリオレ)だ。

新型6シリーズのコンバーチブルは、今年9月末のパリモーターショーで披露された『コンセプト6シリーズクーペ』を、オープン化。トップは流行のメタルルーフではなく、現行型と同じソフトトップが採用された。

電動トップの開閉時間は、オープン時が19秒、クローズ時が24秒。40km/h以下なら、走行中でも開閉できる。BMWによると、トップ自体や開閉機構、収納部などの見直しにより、現行比で50%の軽量化を実現しているという。

新型のボディサイズは、全長4894×全幅1894×全高1365mm、ホイールベース2855mm。現行比で、74mm長く、39mmワイドで、9mm低い。ホイールベースは75mm伸ばされた。

米国に導入されるのは、「650iコンバーチブル」グレード。直噴4.4リットルV型8気筒ターボエンジンは、最大出力400ps/5500〜6400rpm、最大トルク62.2kgm/1750〜4500rpmを発生する。

トランスミッションは、8速ATと6速MT。0-96km/h加速は4.9秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。BMWによると、ボディ剛性は現行比で約50%引き上げられているという。

新型6シリーズコンバーチブルは、米国では2011年春に発売。米国の中でも西海岸のカリフォルニアは高級オープンカーに対する需要が根強いエリアであり、BMWがロサンゼルスで新型の概要を公表したのも、自然な成り行きといえるだろう。

《森脇稔》

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