メルセデス米国販売、SUV系が好調…10月実績

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メルセデスベンツUSAは2日、10月の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランドの総販売台数は1万9076台で、前年同月比は4.9%増。13か月連続で前年実績を上回った。

これまで好調を維持してきた『Eクラス』が、10月は前年同月比8.3%減の5568台と後退。米国ではメルセデスベンツの入門車となる『Cクラス』も、8.5%減の3771台とマイナスに転じた。

『Sクラス』は、前年同月比60.4%増の1787台と引き続き好調。5月にリリースされたスーパーカー、新型『SLS AMG』は、59台を登録。今年5‐10月の6か月では、409台がデリバリーされている。

SUV系モデルでは、主力の『Mクラス』が前年同月比19.2%増の2826台と、2か月連続で前年実績をクリア。そのロングボディ版の『GLクラス』も、32.3%増の1887台と好調だ。しかし、小型オフローダーの『GLKクラス』は、23.9%減の1394台とマイナスへ転じた。

また、大幅改良を受けた『Rクラス』は前年同月比52%増の260台と堅調。伝統の『Gクラス』も、30.2%増の112台と根強い支持を集める。

メルセデスベンツの今年1〜10月米国新車販売は、前年同期比20.1%増の18万4431台。レクサスブランドの18万3529台を僅差で上回り、米プレミアム市場のナンバーワンを維持している。

《森脇稔》

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