出光興産が発表した2010年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比124.2%増の530億円となった。在庫影響を除いた営業利益は前年同期の232億円の赤字から626億円の黒字となった。
売上高は同20.1%増の1兆7288億円と大幅増収となった。ガソリンの販売数量は同5.4%増と順調だった。
収益では石油製品の製品マージンが改善、在庫影響も改善したため、経常利益は同259.0%増の556億円、当期純利益が同346.6%増の261億円となった。
通期業績見通しの売上高は、前回予想よりも1100億円増となる3兆4400億円とした。ガソリン販売数量が想定よりも増えるため。
営業利益も500億円から670億円、経常利益が370億円から630億円に上方修正した。最終利益は前回予想よりも160億円増の260億円。