45ftコンテナの公道輸送実験 東洋ゴムが協力

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東洋ゴム工業は、11月16日から東北国際物流戦略チームが実施する「45フィート(ft)国際海上コンテナ輸送実験」に協力する。

同チームが行う45ft国際海上コンテナ輸送実験は、日本国内では法令規制、基準などによって公道走行の認められていない45ft国際海上コンテナに、実際の輸出貨物を積載し公道輸送実験を行うもの。45ft国際海上コンテナの実用化に向けて必要な車両の用件や道路条件の確認、通行の安全性、輸送の効率性などについて検証する。

東洋ゴムは、実際に北米向けに出荷するトーヨータイヤを45ft国際海上コンテナに積載し、工場所在地である宮城県岩沼市から仙台塩釜港高砂ターミナルまで約30kmの公道走行の本格的実証実験に協力する。

45ft国際海上コンテナは、2005年にISO規格化され、北米~中国航路などの外航航路で扱われていりる。40ftコンテナより長く、容積も大きいことから輸送の効率化が期待される。

実際の貨物を積載した45ft国際海上コンテナの荷主から港湾ターミナルまでの公道トラック輸送は、日本初の試みとなる。

《レスポンス編集部》

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