【ITS世界会議10】東芝、路側器用カメラ技術を出展

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東芝は、路側器用の映像取得技術を提案する。日本国内では、逆走検知システムなど一部が実用化されている。交通安全の確保に向け、自動車保有台数が伸びているアジア諸国において路側器用のカメラシステムに対する需要は拡大するとみている。

東芝は、自動車分野に対する製品・技術を多く保有するが今回の展示では、路側器用の映像取得技術をアピールした。

例えば今回展示した逆走検知システムは、高速道路の進入口を間違えた車両を素早く把握、事故の削減につなげるというもの。日本国内ではいまのところ1セットのみが実用化されている。

料金収受の瞬間に車種を判別する映像取得技術も展示した。車両のサイズを5段階まで認識できるようになっており、確認したサイズによって徴収する料金を瞬時に判別する。

韓国ではETCが普及期にさしかかっており、高速道路利用者も増加するとみられる。ETCゲートなどの路側器にカメラの搭載を提案し、安全かつ安定した交通網の構築に寄与する。

《土屋篤司》

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