大荒れの韓国GP(24日決勝)において終始トップを走行しながら、終盤のエンジントラブルによりリタイアしたレッドブルのセバスチャン・ベッテル。
日本GPを終えた時点では同ポイントに並んでいたフェラーリのフェルナンド・アロンソが優勝したことで、ポイント差は25ポイントになってしまった。
「もちろん嬉しい結果とは言えないけれど、今日のレースは本当にトリッキーだった。レースのほとんどの時間でトップを走ることができたし、レースをコントロールできていたのだから、自分としてはこの難しいコンディションで、これ以上ない戦いができていたと評価している」
「残り2戦で(獲得できる得点は)50ポイントもあるのだから、僕が最終的に勝つチャンスはまだ残っている。韓国で勝つことができていたら、もっと楽な展開になっていただろうけどね……。でも、それも人生。こういうことも起こりうるということ」
「正直、もうエンジントラブルは充分味わったと思うんだけれど、いまさら変えることはできないからね。僕としては冷静さを失わず、マシンからベストを引き出すだけだよ。スピードにおいては文句なしさ」とベッテルはコメントしている。