マツダが発表した9月の生産・販売状況によると、世界生産台数は前年同月比9.4%増の11万7413台と順調だった。
国内生産は同6.4%増の8万6372台と10か月連続で前年を上回った。国内販売、輸出ともにマイナスとなったものの、高水準の生産を続けている。
国内販売は同20.6%減の2万623台と大幅に落ち込んだ。エコカー補助金制度の打ち切りで『デミオ』の販売が低迷した。シェアは1.0ポイントダウンして5.2%だった。
輸出は同1.5%減の6万1348台となった。オセアニア向けが大幅に低迷したほか北米向け、欧州向けも落ち込んだ。
海外生産は同18.6%増の3万1041台と大幅に増加し、16か月連続で前年を上回った。『アテンザ』や『アクセラ』が伸びた。