車道に落とした物を拾おうとして、はねられ死亡

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11日午後6時25分ごろ、高知県土佐市内の県道で、車道上に落とした物を拾おうとしていた横断中の歩行者の男性が軽乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた23歳の男を現行犯逮捕している。

高知県警・土佐署によると、現場には押しボタン式の信号機が設置されている。男性は道路を横断中に車道へ所持品を落とし、取りに戻ったところで進行してきたクルマにはねられたとみられる。

男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。警察はクルマを運転していた同市内に在住する23歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は土佐市高岡甲付近で、片側1車線の直線区間。調べに対して男は「道でしゃがんでいる男性に気づいたが、ブレーキが間に合わなかった」などと供述しているようだ。警察では当時の信号表示状態についても調べる方針だ。

《石田真一》

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