GSユアサは、アジア事業を強化する一環として、インドネシアで自動車用鉛蓄電池を製造・販売する関連会社のPT.トリミトラ・バテライ・プラカサ(TBP)が発行する全株式1880万株を約464億ルピア(約4億3000万円)で引き受ける。
GSユアサのグループとしてアジア事業の拡大を図るため、TBPとの連携を強化するのが狙い。
GSユアサグループはインドネシアで二輪・四輪用鉛蓄電池の製造・販売を手がける50%出資の子会社のPT.ユアサ・バッテリー・インドネシア(YBID)が保有するTBPの株式1880万株と合わせ、直接・間接での合計出資比率を50%に引き上げ、TBPをGSユアサの持分法適用会社とする。
GSユアサは今後、TBPを四輪車用鉛電池の輸出戦略拠点として活用していく方針で、2013年度には2009年度実績の1.6倍にあたる610万個を販売する計画。