GMは17日、米国テネシー州スプリングヒル工場に、4億8300万ドル(約415億円)を投資すると発表した。次世代環境エンジンの生産に備える。このエンジンは、「エコテック」と呼ばれる直列4気筒ガソリンエンジン。現在、同工場ではエコテックの2.4リットル直列4気筒ガソリンと2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルを製造し、米国、欧州、中国、韓国などに向けたモデルに搭載している。次世代エコテックは、さらに燃費や排出ガス性能を向上。NVH性能にも磨きがかかり、パフォーマンスも引き上げられる。今回の投資によって、スプリングヒル工場では483名の追加雇用を創出。GM北米部門のマーク・ルース社長は、「新エンジンは、パフォーマンスを犠牲にせず燃費を向上させたいという顧客のニーズに応えるもの」と述べている。
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