UD コンドルPK/PW フルモデルチェンジ…中型にNOx・PM低減技術を初採用

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UDトラックスは、積載量9tクラスの『コンドルPK』と積載量12tクラスの『コンドルPW』をフルモデルチェンジして8月23日から発売開始した。販売目標は両モデル合計で年間1200台。

新型コンドルPKと新型コンドルPWは、大型トラックの『クオン』との一体感と中型トラックの特性を表現した新しいキャブデザインを採用した。このキャブは、本体幅を従来モデルと比べて14mm拡大して居住性の向上を図ると同時に、燃費向上のためのクオンで培った空力技術を採用し、空気抵抗を低減するキャブにした。

搭載する自社開発のGH7エンジンは、燃料の最大噴射圧力を高めた新開発のコモンレールを採用するとともに、クオンの開発で培ったPMとNOxの低減技術であるUDPC(UDパティキュレートクリーニング)と尿素SCR触媒をコンドルシリーズでは初めて搭載した。

燃費性能と環境性能を両立させ2009年排出ガス規制に適合した。

クオンと同様、アフターサービスの総合的な商品である「UD純正アフターマーケット商品」を設定、燃費向上運転のアドバイスを行う「燃費王」機能とインターネットを経由した車両状態の把握機能を付加した「多目的ディスプレイ」を標準装備する。

トラックは、軽油価格の高騰で燃費を気にするトラック事業者などが増えているため、ソフト・ハードで燃費向上に注力する。

価格は車型「LKG-PK39LD」が957万1800円。

《レスポンス編集部》

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