ウィラー・トラベルは17日、お盆期間中の高速バスの取扱人員をまとめた。それによると、8月6日から16日までの11日間の取扱総人員は前年同期比46%増の約9万4100人となり、4年連続して増加した。
今年のお盆期間中は特に、10~13日の出発が多く、ピークは12日出発の1万0300人となった。
景気の回復が遅れていることで低価格の高速バスが人気なことや、高速バスにランクの高いシートが導入されるなど快適性の向上で、需要は好調に推移した。
一方、6月28日から高速道路の無料化社会実験が実施されてから初の大型休暇となり、渋滞が予想されたが、昼行便を中心として渋滞予想箇所や日時を避けて計画的に運行したため、渋滞の影響による大幅な遅延は無かったとしている。