今年は去年と違い、8月のETC休日割引は土日のみの適用。でも、休みは13日(金)から16日(月)までという人も多い。
少しでも交通費を安くあげるには、他のETC割引を利用するしかない。利用できるのは、平日昼間割引と深夜割引の2種類。これらを効率よく使えば、ETC休日特別割引の上限1000円といわないまでも、通常より安く高速道路を利用できる。
平日昼間割引は平日6時00分~20時00分までに適用される割引サービス。最大100km以内の走行だと30%引きとなる。例えば、長野自動車道・豊科IC~中央自動車道・八王子ICまでを平日の昼間走行する場合、通常だと4450円かかる。これを須玉ICで高速を一旦下り、再び須玉ICに乗ると、3650円。一旦一般道に出て、どこかでUターンするという面倒な点はあるが、800円ほどおトクになる。
深夜割引は平日と土休日0時00分~4時00分までの間に適用されるサービス。距離に関係なく、50%の割引が受けられる。豊科IC~八王子ICならば、2250円。2200円もおトクになる。深夜割引には、もう一つの割引があって、平日20時00分~22時00分、22時00分~翌0時00分の場合は30%引きとなる。
暑い日中を避け、涼しい夜に高速道路を走るのも一つの手かも。深夜であれば、交通量もぐっと減り、渋滞知らずの場合が多いというメリットもある。ただ、深夜は長距離トラックが多いので、その点と眠気は注意。深夜割引を利用するクルマがここ数年増えてきたのも、この割引を利用しているクルマが増えてきた証拠だろう。