国土交通省は10日付で、勇退する谷口博昭事務次官の後任に竹歳誠国土交通審議官を充てるなど一連の幹部人事を発令した。
竹歳氏の後任には増田優一総合政策局長を起用し、総合政策局長には北村隆志官房長、官房長には小澤敬市大臣官房建設流通政策審議官を充てる。
藤田武彦大臣官房技術総括審議官が独立行政法人港湾空港技術研究所理事に出向し、後任には染矢隆一政策統括官が就いた。政策統括官には前田隆平航空局長、航空局長には本田勝鉄道局長、鉄道局長には久保成人海上保安庁次長がそれぞれ異動する。
桝野龍二自動車交通局長が大臣官房運輸安全政策審議官に回り、自動車交通局長には中田徹運輸安全政策審議官が就く。
井手憲文内閣官房総合海洋政策本部事務局長を海事局長に起用し、小野芳清海事局長が内閣官房総合海洋政策本部事務局長に回る。
このほか、内藤政彦自動車交通局技術安全部長が軽自動車検査協会理事に出向し、後任の部長には木場宣行東北運輸局長を充てる。