吉利汽車の親会社、浙江吉利控股集団は2日、フォードモーターから買収手続きを終えたボルボカーズの新人事を発表した。新しい社長兼CEOには、元VW米国法人社長、ステファン・ジャコビー氏を起用した。
また、吉利の李書福会長が、ボルボカーズの会長も兼任。フォードから出向中のハンス・オロフ・オルソン前社長兼CEOは、ボルボカーズの副会長に就任する。
李書福会長は、「今日は歴史的な1日。ボルボは今後も安全性やクオリティ、環境性能を維持し、欧州、北米、中国などの市場で、存在感を強めていく」とコメントした。
新社長兼CEOに指名されたステファン・ジャコビー氏は、「ボルボは今後も、安全性や革新的技術を備えた商品を顧客に届けていく」と述べている。