関東自動車工業は、ブラジルで自動車部品の生産能力を増強する。既存工場を拡張するとともに、新工場を建設、生産品目も増やす。
同社のブラジル子会社カンジコウ・ド・ブラジル・インドゥストリア・アウトモティーバ(KDB)は、サンパウロ州サルト市にある工場を拡大するとともに、トヨタ自動車が新工場建設を予定している同州ソロカバ市にも新たに部品工場を建設する。新工場は2012年後半から操業を開始する。
KDBはプレス・溶接部品の能力を拡大するとともに、新工場で樹脂部品の生産にも進出する。旺盛な自動車需要が見込まれるブラジルで自動車部品の生産能力を増強してビジネスの拡大を図るとともに、トヨタの現地調達率向上に貢献する。。
全体の投資規模は約1億米ドルで、250人を新規雇用する。