GMは27日、上海エキスポ2010の会場で「エレクトリフィケーション」と名づけたフォーラムを開催し、全世界でEVの実証実験をスタートさせると発表した。
GMの発表によると、この実験は年内に開始。中国では、シボレー『セイル』をベースにしたEVプロトタイプを使用し、GMチャイナのサイエンスラボと、新たに設立するアドバンスドテクニカルセンターが中心になって実証実験を行う。
また、インドなどの世界各地でも、実証実験を順次スタート。さまざまな条件下で、運転データ、バッテリーの耐久性、市場のニーズ、現地サプライヤーとの部品供給体制などの確認が行われる。
GMチャイナのケビン・ワーレー社長は、「我々は中国市場へ、最も優れたEVを投入する」と宣言。またGMは2011年、中国でビュイック『ラクロスハイブリッド』とシボレー『ボルト』の両ハイブリッド車を発売する計画も明らかにしている。