富士スピードウェイで開催されたフォーミュラ・ニッポン第3戦は18日、梅雨明けの快晴の下、1万9000人(予選日を含む大会合計は2万5900人)の観衆が見守る中、開催され、平手晃平選手(MOBIL1 TEAM IMPUL #20)が渡井務静岡県観光局長のチェッカーを最初に受けた。
レース以外にもトヨタ自動車株式会社とのコラボレーションイベント「わくわくトヨタ2010」を18日に同日開催した。
ステージでは、ドライバーやレースクイーンによるトークショー、大道芸人のパフォーマンス、シリーズにエンジン供給するトヨタとホンダのエンジニアの開発秘話が披露された。Team LeMansのメカニックによるフォーミュラ・ニッポン解体ワークショップでは、車両解体作業に加え、「君が代」をエンジン音で演奏し、多くの観客が拍手を送った。
イベント広場では往年の名車(TOYOTA TS010、TOYOTA7)やGAZOO Racing車両などを展示した。
体験型イベントでは、サーキットサファリやピットウォークのほか、マイカーでレーシングコースを家族や友人と走れる体験走行や、パイロンで設けられたコースをいかに速くスムーズに走るかを競うスムーズスラロームチャレンジ、安全運転講習プログラムを無料受講できるモビリタ体験プログラム、次世代パーソナルモビリティ『ウィングレット』の試乗、ライトフォーミュラ試乗、ショベルカーなどの特殊車両のアクティオ体験など、観客は普段出来ない体験を楽しめた。
子供向けにはキッズスクエアをはじめ、ピットロードでドライバーと交流できるキッズウォークや、キッズカート教室、ソープボックスブースなどを実施したほか、イベントステージでは仮面ライダーWショーが歓声に包まれた。
また、日本レース写真会協会(JRPA)の協力のもと東京中日スポーツと共催で17日に実施した撮影講習会では、20名のアマチュアがプレスエリアで熱心にシャッターを切った。