咳き込んで衝突…高速の対面通行区間

自動車 社会 社会

18日午後5時35分ごろ、富山県南砺市内の東海北陸自動車道で、対面通行区間を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた大型観光バスの右側面部に衝突した。この事故でバスの乗客9人が軽傷を負っている。

富山県警・高速隊によると、ワゴン車は対向車線へ進入。直後に対向車線を順走してきた大型観光バスの右側面部に衝突。バスは衝突を避けようとハンドルを左へ切ったが、この弾みで標識柱などへ衝突した。

双方の車両は中破。観光バスの乗客乗員51人のうち、台湾からの旅行客8人と、日本人ガイド1人が打撲などの軽傷。ワゴン車を運転していた京都府城陽市内に在住する59歳の男性も軽傷を負っている。

現場は南砺市山田(N36.31.32.9/E136.53.24.0)付近。調べに対してワゴン車の運転者は「運転中に激しく咳き込み、ハンドルを切ってしまった」などと供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース