富士スピードウェイで全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦が開催された週末、17日のフリー走行のみではあったが、近藤真彦が率いるKONDOレーシング(エンジンはトヨタ)が出走した。
ドライバーは07&08年チャンピオンの松田次生で、次戦からの正式参戦を前にテストランを行なった。チームは一昨年以来の、松田は昨年最終戦(当時はインパル)以来のフォーミュラ・ニッポン復活。
特にKONDOレーシングは現行マシンの「FN09」を扱うのは初めてという状況だったが、松田は午前がトップからコンマ8秒差で15台中10位(1分27秒560)、午後はスピンを喫する場面等もあったが、最終的にトップから1秒2差の13位(1分28秒082)と、急仕立てのチーム体制を考えればまずまずの滑り出しを見せている。
15台目の強力参戦者出現で、さらなる活性化が期待されるフォーミュラ・ニッポン。注目の次戦・第4戦は8月7〜8日、ツインリンクもてぎで開催される。