三菱電機、パワーデバイス生産を増強…EVやHEV需要拡大で

自動車 ビジネス 企業動向

三菱電機は、パワーデバイスの需要の急増に対応するため、100億円を投じてウエハー工程とアセンブリー・テスト工程の生産能力を増強する。

パワーデバイスは、産業用や電鉄、ハイブリッド車・電気自動車、白物家電などのモーター制御からインバーター制御まで幅広い分野に使用されている。電力を制御して省エネに結びつくため、電気自動車やハイブリッドカーの増加に伴って電力を効率的に利用する分野向けに需要が大幅に拡大している。

同社は2009年度にアセンブリー・テスト工程に約50億円投資して生産能力を増強したたのに続き、今年度はウエハー工程とアセンブリー・テスト工程でも生産能力を増強する。設備は、段階的に稼働し、11年4月までに増強を完了する予定。11年度のウエハー工程の生産能力は、09年度と比べて2.5倍になる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集