日産 ムラーノ、欧州で先行マイナーチェンジ

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ムラーノ2011年モデル
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欧州日産は15日、『ムラーノ』の2011年モデルを発表した。ディーゼル仕様の初設定に伴って、フロントマスクを変更したのが特徴だ。

ムラーノに初設定のディーゼルは、2.5リットル直列4気筒ターボの改良版。最大出力は190ps、最大トルクは45.9kgmと、従来よりも11%力強い。最大トルクは2000rpmという低回転域で引き出される。

トランスミッションは、6速AT。アダプティブシフトコントロールやクリアニュートラルコントロールを採用したのをはじめ、ムラーノとしては初めて、エネルギー回生システムも導入された。この結果、欧州複合モード燃費は12.5km/リットル、CO2排出量は210g/kmを実現。排出ガス性能は、ユーロ5を満たす。

静粛性の向上にも取り組む。パワーステアリングポンプのベルト駆動化や、5番目のエンジンマウント追加をはじめ、遮音材の装着場所を増やすなどの改良により、静粛性を引き上げている。

また、ディーゼルの追加に伴って、2011年モデル全車がフェイスリフトを実施。ディーゼルエンジンの冷却性能を引き上げるため、バンパーやグリルのデザインを変更した。フォグランプのデザインも新しい。エアロダイナミクス性能も向上させた。

ムラーノの2011年モデルは、欧州では9月から販売開始。欧州日産は、ムラーノの販売台数の9割以上を、ディーゼルが占めると予測している。

《森脇稔》

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