10日午後3時50分ごろ、和歌山県日高川町内の国道424号で、交差点を右折しようとしていた警察の捜査車両(ワゴン車)と、直進してきたバイクが衝突する事故が起きた。バイクを運転していた51歳の男性が頭部を強打し、意識不明の重体となっている。
和歌山県警・御坊署によると、捜査車両は三叉路交差点を右折しようとしたが、対向車線を直進してきた中型バイクと正面衝突した。
バイクは転倒。運転していた51歳の男性は路上に投げ出された際に頭部を強打。ヘリコプターで和歌山市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。捜査車両を運転していた25歳の巡査と、同乗していた45歳の巡査部長にケガはなかった。
現場は日高川町串本付近で信号機の無い交差点。優先通行権はバイク側にあった。警察では捜査車両側が安全確認を怠ったものとみて、運転していた巡査から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。