UPS、カーボンニュートラル輸送を13か国で開始

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ボーイング757(資料画像)
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UPSは、7月12日から輸送で排出される二酸化炭素を相殺することで実質ゼロにする「カーボン・ニュートラル輸送サービス」を提供する。

利用者が貨物輸送に伴う二酸化炭素排出量の相殺を希望する場合、UPSは二酸化炭素排出量を算出し、認定を受けた高品質のカーボンオフセットを購入する。購入するオフセットは「ゴールド・スタンダード」や「ボランタリー・カーボン・スタンダード」、「クライメット・アクション・リザーブ」の認証を受けたもの。

サービスは、アジア太平洋地域の13か国・地域で提供する。1梱包あたり70円の追加料金で、出荷貨物輸送時に発生する二酸化炭素を相殺する。

サービスの導入を前にUPSは、自然保護団体「ザ・ネイチャー・コンサーバンシー」、環境保護基金「ザ・コンサベーション・ファンド」が統括するカーボンオフセットプロジェクト「ガルシア・リバー・フォレスト・クライメット・アクション・プロジェクト」から排出権を購入した。

また、プログラムへの参加を奨励するために、2010年に100万ドルを上限に、利用者が支払った金額に相当する排出権をUPSが購入する。

《レスポンス編集部》

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